专利摘要:

公开号:WO1987003155A1
申请号:PCT/JP1986/000587
申请日:1986-11-17
公开日:1987-05-21
发明作者:Junji Kumada;Tetsuo Mitsuhashi;Fumio Okano;Jun'ichi Ishida;Takashi Oketani;Tatsuhiko Kondo
申请人:Nippon Hoso Kyokai;
IPC主号:H04N5-00
专利说明:
[0001] •m
[0002] 明 テ レ ビ ジ ョ ン 同期方式 技術分野 本発明は、 テ レ ビ ジ ョ ン信号の同期方式 に 関 し 、 特 に 同期信号を正負対称の両極性パルス で構成す る こ と に よ り 、 伝送 さ れ た テ レ ビ ジ ョ ン信号か ら 同期分離 し て 、 再生さ れ る 同期信号の位相誤差精度を向上す る よ う に 改良を図 っ た も の で あ る 。 背景技術 従来、 テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号は、 一般 に 負極性パ ル ス の みで作 ら れ て い る 。 そ の た め伝送 さ れ て く る テ レ ビ ジ ョ ン信号か ら 同期分離 し て、 再生さ れ る 同期信号 の基準位相ほ、 伝送路の周波数特性の変動や 、 振幅変 動 を受 けて変動す る 。
[0003] 第 1 図 (A ) お よ び (B ) は、 従来の テ レ ビ ジ ョ ン 信号 に 用 い ら れて い る 水平同期信号の部分 に つ い て 、 伝送 路を通 つ て再生 さ れ た水平同期信号の動作 を示す波形 図'で あ る 。
[0004] 第 1 図 (A ) に お い て 、 実線で示 し た水平同期信号部 分が、 正規の水平同期信号波形で あ り 、 基準 レ ベ ル と 2
[0005] の交点 101 Aは基準位相を示す。 さ ら に破線で示さ れた 水平同期信号部分が、 伝送路を通っ て歪を受け た場合 の水平同期信号波形であ り 、 基準 レ ベ ル と の交点 102 A は変動を受 け た位柜を示す。
[0006] 第 1 図 (B) は、 上述 し た正規の水平同期信号か ら再 生さ れる 水平同期信号を実線で示 し、 歪を受けた水平 同期信号か ら再生さ れる水平同期信号を破線で示 し て いる。 第 1 図 (B) に示される よ う に 、 歪 に起因して基 準位相 に ズ レ が生 じ こ の ズ レ が変動す る こ と がわ か る。
[0007] さ ら に 、 垂直同期信号に つ い て 、 説明す る 。
[0008] 第 2 図 (A) , (B) お よ び (C) は従来の テ レ ビジ ョ ン信 号に用い ら れて い る垂直同期信号の部分を示す波形図 で あ る 。
[0009] 第 2 図 ( A ) ほ第 1 フ ィ ール ド の 同期信号波形で あ り 、 第 2 図 (B) は第 2 フ ィ ール ド の同期信号波形であ る。
[0010] 伝送路を通 っ て送 ら れて く る、 かか る波形の同期信 号か ら垂直同期信号を同期分離す る ため に は、 た と え ば積分回路が用い ら れる。
[0011] 第 2 図 ( C) は 同期分離さ れ た積分波形 を示 し て お り 、 こ こ で、 実線は第 1 フ ィ ール ド の 、 破線は第 2 フ ィ 一ル ド の積分波形を、 それぞれ、 示 し て い る。 こ れ ら の垂直同期信号ほ、 第 2 図 (G) に お い て 、 基準 レ べ ル と の交点 201 と 202 と で示さ れ る よ う に 、 そ の位相 が異 な っ て 再生さ れ る。
[0012] こ れ を防止す る た め に は 、 垂直等化パ ル ス が垂直同 期信号 に付カ卩 さ れて い る が、 こ れ に よ つ て も 、 各 フ ィ 一ル ド の垂直同期信号で起 こ る ジ ッ タ 現象を完全 に 除 去 す る こ と は で き な か っ た 。 発明の開示 そ こ で 、 本発明の 目 的 は、 周波数特性の変動や振幅 変動の あ る伝送路を介 し て送 ら れて く る テ レ ビ ジ ョ ン 信号か ら 同期信号を分離 し再生 し て も 、 上述 し た欠点 を 除去 し て 、 基準位相を正確 に 保 っ て 、 再生す る こ と の で き る テ レ ビ'ジ ョ ン 同期方式 を 提供す る こ と に あ る 。
[0013] 本発明の他の 目 的 は、 同期パ ル ス波形を工夫す る こ と に よ り 、 基準位相を正確 に保 っ て 、 再生す る こ と の で き る テ レ ビ ジ ョ ン 同 期 方 式 を 提 供 す る こ と に あ る 。
[0014] こ の よ う な 目 的を達成す る た め に 、 本発明 テ レ ビ ジ ヨ ン 同期方式の第 1 の形態は 、 1 水平走査期間を周期 と す る 水平同期信号を形成す る 手段 と 、 1 フ ィ ー ル ド 期間を 周期 と す る垂直同期信号を形成す る手段 と 、 前 記水平同期信号 と 前記垂直同期信号 と の配列か ら テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号を構成す る 手段 と 、 前記水平同期信 号 に お け る 位相基準点を基準 レ ベ ル に一致 し た点 に設 定す る手段 と を具え た こ と を特徴 と す る。
[0015] こ こ で 、 前記水平同期信号形成手段は、 前記位相基 準点の前後の波形の振幅が、 絶対値ほ等 し く 互い に逆 極性で あ る水平同期信号を形成す る こ と がで き る 。
[0016] 前記水平同期信号形成手段は、 前記位相基準点の前 後の波形が前記位相基準点 に対 し て点対称であ る水平 同期信号を形成す る こ と がで き る。
[0017] 前記水平同期信号形成手段は、 互い に接近 し て配置 さ れ 、 同一パ ル ス振幅お よ び同一パ ル ス幅を も つ負極 性パ ル ス お よび正極性パ ル ス を含む水平同期信号を形 成す る こ と が で き る 。
[0018] 前記水平同期信号形成手段は、 フ ロ ン ト ポーチ と 、 前記負極性パ ル ス と 、 前記正 @性パ .ル ス と 、 バ ッ ク ポ ーチ と を含む両極性信号で あ る水平同期信号を形成す る こ と が で き る 。
[0019] 前記垂直同期信号形成手段は、 前記両極性信号の後 に、 幅広の負極性パ ル ス を含む垂直同期信号を形成す る こ と が で き る 。
[0020] 前記 垂 直 同 期信号形成手 段 は 、 前記正極性 パ ル ス と 、 前記バ ッ ク ポーチ と 、 前記幅広の負極性パ ル ス と 、 前記フ ロ ン ト ポーチ と 、 前記負極性パ ル ス と を含 む垂直同期信号を形成す る こ と がで き る。
[0021] 前記正 お よ び負極性パ ル ス の ノ ル ス振幅を 3 0 0 土 6 m V , ノぺ ル ス幅を 0 . 5 9 ± 0 . 0 3 s e c と す る こ と が で き る 。 PCT/JP86/00587
[0022] 5
[0023] 前 記幅 広 の 負 極 性 パ ル ス の 幅 を 1 1 . 8 6 土 0 . 0 5 μ s e c と す る こ と が で き る 。
[0024] 本発明テ レ ビ ジ ョ ン 同期方式の第 2 の形態 は、 1 水 平走査期間を周期 と す る 水平同期信号を形成す る 手段 と 、 1 フ ィ ー ル ド 期間を周期 と す る垂直同期信号を形 成す る手段 と 、 前記水平同期信号 と 前記垂直同期信号 と の 配列 か ら テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号 を 構成す る 手段 と 、 位相基準点の前後で負極性パ ルス お よ び正極性パ ル ス を も つ両極性信号 に よ り 前記水平同期信号を形成 す る 手段 と 、 負極性パ ル ス に 引続 く ^水平走査期間内 に 正極性 パ ル ス , バ ッ ク ポ ー チ , 幅広 の 負極性 パ ル ス、 フ ロ ン ト ポー チ お よ び負極性パ ル ス を含む複合信 号を配置 し て前記垂直同期信号を前記複合信号 に よ り 構成す る 手段 と を具 え た こ と を特徴 と す る 。
[0025] こ こ で 、 ク ロ ッ ク 信号を発生す る 発生手段 と 、 前記 発生手段か ら の ク ロ ッ ク 信号を カ ウ ン 卜 し て 、 1 水平 走査期間毎 に第 1 カ ウ ン ト 出力 を発生す る 第 1 の カ ウ ン ト 手段 と 、 前記第 1 の カ ウ ン 卜 手段か ら の前記第 1 力 ゥ ン 卜 出力 に 対応す る 水平走査期間の番号を 力 ゥ ン 卜 す る第 2 の カ ウ ン ト 手段 と 、 1 水平走査期間内 に お け る 水平同期信号の波形 に対応 し た水平同期信号情報 を あ ら か じ め記憶 し て お く 記憶手段 と 、 前記第 2 の 力 ゥ ン 卜 手段か ら 得 ら れ る 水平走査期間の番号 に 対応 し た水平同期信号情報を前記記憶手段か ら 出力す る 出力 手段 と 、 前記出力手段か ら の出力を!)/ Α 変換 し てテ レ ビジ ョ ン水平お よ び垂直同期信号を発生す る変換手段 と を具 え て 、 か か る テ レ ビ ジ ョ ン同期方式を構成す る こ と が で き る 。
[0026] さ ら に ま た、 上述の テ レ ビ ジ ョ ン同期方式は、 テ レ ビ ジ ョ ン信号を受信する手段 と 、 そ の受信 し たテ レ ビ ジ ョ ン信号に含 ま れ る 同期信号の う ち の前記負極性パ ル ス を検出 し、 当該負極性パ ルス か ら前記正極性パ ル ス に転換す る前記位相基準点の位置を抽出す る ため の ゲー ト パ ル ス を発生す る ゲー ト パ ル ス発生手段 と 、 前 記受信 し た テ レ ビ ジ ョ ン信号を前記同期信号の基準 レ ベ ル に ク ラ ン プ す る ク ラ ン ラ'手段と 、 前記ク ラ ン プ手 段か ら の基準 レ ベル と前記同期信号の基準 レ ベル'と を 比較する比較手段と 、 前記ゲ一 卜 パ ル ス発生手段か ら のゲー ト パ ル ス と 、 前記比較手段か ら の比較出力 と か ら前記位相基準点の位置を検出す る ゲー ト 手段 と そ の 検出さ れた前記位相基準点の位置に基づい て テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号を再生す る手段 と を具 え る こ と も で き る 。
[0027] こ こ で 、 前記 テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号の基準 レ ベ ル は、 垂直同期プ ラ ン キ ン グ期間内の 1 水平走査期間 に お い て生起す る サ ン プ リ ン グ パ ル ス に よ っ て 、 前記ク ラ ン プ手段か ら取 り 出さ れたテ レ ビ ジ ョ ン信号をサ ン プ リ ン グ し て 得 た レ ベ ル と す る こ と が で き る 。
[0028] 本発明テ レ ビ ジ ョ ン同期信号発生方法は、 1 水平走 , ― .
[0029] PCT/JP86/00587
[0030] 7
[0031] 査期間 を周期 と す る水平同期信号 と 、 1 フ ィ ー ル ド 期 間を周期 と す る 垂直同期信号 と の配列 か ら テ レ ビ ジ ョ ン 同 期信号 を 構成す る テ レ ビ ジ ョ ン 同期方法 に お い て 、 前記水平同期信号 に お け る 位相基準点を基準 レ べ ル に 一致 し た 点 に設定す る こ と を特徴 と す る 。
[0032] こ こ で 、 前記水平同期信号 は、 前記位相基準点の前 後の波形の振幅が、 絶対値は等 し く 互い に逆極性 と す る こ と が で き る 。
[0033] 前記水平同期信号 は、 前記位相基準点の前後の波形 が 前記位相基準点 に 対 し て 点対称 と す る こ と が で き る 。
[0034] 前記水平同期信号は、 互い に 接近 し て配置さ れ、 同 — パ ル ス振幅お よ び同一パ ル ス幅を も つ負極性パ ル ス お よ び 正 極 性 パ ル ス を 含 む も の と す る こ と が で き る 。
[0035] 前記水平同期信号 は、 フ ロ ン ト ポ ー チ と 、 前記負極 性パ ル ス と 、 前記正極性パ ル ス と 、 バ ッ ク ポ ー チ と を 含む両極性信号 と す る こ と がで き る 。
[0036] 前記垂直同期信号 は、 前記両極性信 号 の後 に 、 幅広 の負極性パ ル ス を含む も の と す る こ と がで き る 。
[0037] 前記垂直同期信号ほ、 前記正極性パ ル ス と 、 前記バ ツ ク ポー チ と 、 前記幅広の負極性パ ル ス と 、 前記 フ ロ ン ト ポーチ と 、 前記負極性パ ル ス と を含む波形の複合 信号 と す る こ と が で き る 。
[0038] 前記正お よ び負極性パ ル ス の パ ル ス振幅を 3 0 0 土 6 8
[0039] mV , ノ ル ス 幅 を 0.59 ± 0.03 μ s e c と す る こ と が で き る 。
[0040] 前記 幅 広 の 負 極性 パ ル ス の 幅 を 11.86 ± 0.05 μ sec と す る こ と がで き る 。 図面の簡単な説明 第 1 図 (A) お よ び (B) は従来のテ レ ビ ジ ョ ン信号に おけ る水平同期の信号を示す波形図、
[0041] 第 2 図 (A) , (B) お よび (G) ほ従来のテ レ ビ ジ ョ ン信 号に お け る垂直同期の信号を示す波形図、
[0042] 第 3 図 (A) , (B) , (C) お よ び (D) は本発明 に お け る同 期信'号の基本構成を示す波形図、
[0043] 第 4 図は本発明 に お け る水平同期の動作を説明.す る ための波形図、
[0044] 第 5 図 (A) , (B) , (C) お よび (D) ほ木発明 に お け る垂 直同期の動作を説明する波形図、
[0045] 第 6 図 ) お よ び (B) は本発明 に よ る同期信号の他 の構成例を示す波形図、
[0046] 第 7 図 (A) お よ び (B) は本発明 に よ る テ レ ビジ ョ ン 同期 方 式 の一実 施例 に お け る 信号構成 を 示す 波形 図、
[0047] 第 8 は本発明 に よ る テ レ ビジ ョ ン 同期信号発生の 構成の一実施例を示す プロ ッ ク 図、
[0048] 第 9 図 (A) , (B) , (C) , (D) お よび (E) ほ本発明 に よ る „〜
[0049] - PCT/JP86/00587
[0050] 9
[0051] 同期信号の 5 つ の形態を 1 水平期間内につ い て 示す波 形図、
[0052] 第 10図 は本発明 に よ り 形成 し た同期信号を分離す る 回路構成の一実施例 を示す プ ロ ッ ク 図、
[0053] 第 11図 (M , (B) , (C) , (D) お よ び (E) は第 10図示の同 期分離の構成 に お け る 各部動作を示す波形図、
[0054] 第 12図 は本発明 に よ り 形成 し た同期信号を分離す る 回路構成の他の実施例を示す プ ロ ッ ク 図、
[0055] 第 13図 (A) お よ び (B) は第 12図示の同期分離の構成 に お け る 各部動作 を示す波形図で あ る。 発明 を実施す る た め の最良の形態 以下 に 図面を参照 し て 本発明 を詳細 に説明 す る 。
[0056] 第 3 図 (A) , (B) , (G) お よ び (D) は本発明 に お け る 同 期信号の基本構成を示す波形図で あ る 。
[0057] 第 3 図 (A) お よ び (B) は、 そ れぞれ、 第 1 フ ィ ー ル ド お よ び第 2 フ ィ ール ド の垂直ブ ラ ン キ ン グ部分 に 相 当す る 同期信号波形図で あ る 。 第 3 図 (C) お よ び (D) は 、 そ れぞれ、 第 3 図 ( A ) に 示 し た破線期間 3 Q 1 お よ び 3 Q 2 に 対応 し て 水平同期パ ルス お よ び垂直同期 パ ル ス を詳細 に示す波形図で あ る 。
[0058] 本発明 で は、 第 3 図 (A) お よ び (C) に示す よ う に 、
[0059] 1 つ の水平同期信号を 1 対の負極性お よ び正極性パ ル ス で構成す る 。 第 3 図 ( G ) に お い て 、 期間 3 0 3 は フ ロ ン 卜 ポ ー チ と 呼ばれる部分で、 映像信号と 同期信号 と を分離す る も のであ る。 期間 3 0 4 お よ び 3 0 5 はそれぞれ負お よ び正 の極性のパ ル ス で あ り 、 水平同期パ ル ス を構成する。 期間 3 0 6 ほ ク ラ ン ブ位置ま た は基準 レ ベ ル の サ ン ブ ル 位置を取 り 出す期間で あ る。 こ れはバ ッ ク ポーチ も兼 ね て お り 同期信号 と 映像信号 と の分離の役割 を果た す。
[0060] 第 3 図 ( D ) の期間 3 0 7 は垂直同期パ ル ス の部分であ り 、 期間 3 0 8 は期間 3 0 7 の終端が次の同期パ ルス の フ ロ ン ト ポーチ に つ なが る部分であ る。 期間 3 0 9 は負極 ½の パ ル ス で あ り 、 期間 3 0 4 に相当す る 。
[0061] 期間 3 0 5 〜 3 0 9 が 1 / 2 水平走査期間に相当す る。 さ ら に こ れ ら正極性お よ び負極性のパ ルス はパ ルス 幅 3 0 4 および 3 0 5 , お よ びパ ル ス振幅 と も互い に等 し い の も の を 用 レ、 る 。 '
[0062] 本発明に よ る水平同期パルスの一実施例の再生位相 位置を第 4 図を参照 し て説明す る。 第 4 図 に おいて、 実線の波形ほ正規の波形で あ り 、 破線は歪 (線形歪) のある場合の波形で あ る。
[0063] 第 4 図か ら 明 ら か な よ う に、 波形歪 (線形歪) が生 じ て い て も 、 再生位相位置 4 0 1 、 す なわ ち水平同期パ ル ス の正負の極性が切 り 換わ る時点は ほぼ一定 し てい る。
[0064] 従っ て、 こ の時点 4 0 1 に おいて基準 レ ベ ル と交わ る ,
[0065] PCT/JP86/00587
[0066] u
[0067] 位置を水平同期再生位相の基準 と し て検出す る こ と に よ っ て 、 再生位相 は歪の影響を受 け る こ と が な い 。 t お、 上述の基準 レ ベ ル と し て は、 一般 に 、 映像信号の ペ デ ス タ ル レ ベ ル が 用 い ら れ る の で 、 通常 の 用途 で は 、 同 期 信 号 を 正 確 な 位相 で 再生 す る こ と が で き る 。
[0068] 第 5 図 (A ) , ( B ),(C ) お よ び (D ) は、 本発明 に おい て 積分同期分離 に よ り 垂直同期パ ルス を検出す る 動作を 説明す る た め の波形図で あ る 。
[0069] 第 5 図 (A ) お よ び (B ) ほ、 そ れ ぞ れ、 第 1 フ ィ 一ル ド お よ び第 2 フ ィ 一ル ド の垂直ブ ラ ン キ ン グ部 に お け る 同期信号波形 で あ る 。 第 5 図 ( C ) は第 5 図 ( A ) お よ び ( B ) に 示 し た期間 5 0 1 お よ び 5 0 2 を そ れ ぞれ拡大 し て重ね合せ た波形 を示 し、 実線 は第 1 フ ィ ー ル ド 、 破 線 は第 2 フ ィ ー ル ド の信号で あ る 。 第 5 図 ( D ) は第 5 図 (C ) の信号 を積分 し た結果の積分波形で あ る 。
[0070] 本発明で は 、 水平同期信号が正極性パ ル ス お よ び負 極性パ ル ス か ら 構成 さ れ る 点対称の波形で あ る の で 、 こ の水平同期信号を積分 し た波形 は常 に 、 水平同期パ ル ス の前後で零 と な る 。
[0071] す な わ ち 、 垂直同期パ ル ス の始 ま る 基準位置で は、 第 1 フ ィ ー ル ド ま た は第 2 フ ィ ー ル ド に か かわ ら ず、 積分出力の波形 は同一の形状で あ る 。 す なわ ち 、 垂直 ブ ラ ン キ ン グ部分での垂直同期パ ル ス の波形は両フ ィ ール ド と も 同一波形で あ る か ら 、 こ の垂直同期パ ル ス を 積 分 し た も の も 同一 波形 で あ る 。 従-つ て 、 第 5 図 (D) に お い て、 積分波形が基準 レ ベ ル と 交わ る 位置 503 を垂直同期再生位相の基準 と す れば、 第 1 フ ィ 一 ル ド お よ び第 2 フ ィ ール ド の双方共 に 同一位相で再生 さ れ る 。
[0072] さ て 、 第 3 図 ( A ) お よ び ( B ) に示す同期波形で は、 平均ノぺ レス レ ベ レ値 (APL : Average Pulse Leve l) ίま零 で は な い。 従 っ て 、 基準 レ ベ ルの変動が生 じ た場合 に は、 僅か で は あ る が、 第 1 フ ィ ール ド お よ び第 2 フ ィ 一ル ド 間 で垂直同期信号の再生位相差が生 じ る 。
[0073] こ れ を 改善す る た め に は、 第 6 図 (Α) お よ び (Β) に 示す他の波形例の よ う に 、 垂直同期パ ルス の極性を逆 に し た パ ルス を同数だけ付加す る こ と に よ り A P L を完 全に 零 に す る こ と がで き る 。
[0074] こ こ で 、 第 6 図 (A) お よ び (B) は 、 そ れぞれ、 第 1 フ ィ 一ル ド お よ び第 2 フ ィ 一ル ド に 対応す る垂直同期 パ ルス を示 し て い る 。
[0075] こ の場合、 基準 レ ベルを零電位 に設定す ればよ く 、 基 準 レ ベ ル の 変 動 に 対 し て ほ 何 等 影 響 さ れ な い。 な お 、 こ れ ら 波形か ら 負極性パ ル ス の みを取 り 出 し た も の ほ従来の同期信号の波形 に 類似 し 'て い る 。
[0076] し た が っ て 、 再生位相 に 多少の誤差が あ っ て も 許容 で き る シ ス テ ム 、 例 え ば C R T モ ニタ ー等 に おい て ほ、 従来通 り の振幅分離回路を用 い て 同期信号を分離す る こ と がで き る 。 第 7 図 (A) および (B) は、 本発明 に よ る テ レ ビジ ョ ン 同期方式の一実施例 と し て 、 た と え ば、 走査線数 11 25本、 2 : 1 イ ン タ 一 レ ー ス走査の場合の信号構成を 示す波形図であ る。
[0077] 第 7 図 (A) は第 1 フ ィ ー ル ド 、 第 7 図 (B) は第 2 フ ィ ール ド の各垂直同期ブ ラ ン キ ン グ部分を主体 に し て 示す同期信咢の波形図で あ る 。
[0078] 第 ' 7 図 (A) お よ び (B) に お い て 、 数字は水平走査期 間の番号、 H は 1 水平走査期間を表わす。 こ こ で 、 垂 直同期パ ル ス部分の前 に 5 H、 垂直同期パ ル ス部分 に 5 H、 さ ら に その後に 35 H の合計 45 H 分が垂直ブ ラ ン キ ン グ期 の た め に設定さ れ る 。
[0079] つ ぎ に、 第 8 図は第 7 図 に示 し たテ レ ビ ジ ョ ン同期 信号を発生す る ための本発明の一実施例の構成を示す ブ ロ ッ ク 図 で あ る 。
[0080] 第 8 図に おいて、 801 ほ発振器であ り 、 ク ロ ッ ク 信 号を 出力す る 。 802 は H カ ウ ン タ で あ り 、 1 水平走査 期間 ( 1 H )毎 に出力パ ル ス を発生す る 。 803 は V カ ウ ン タ で あ り 、 1 フ レ ー ム期間を カ ウ ン ト す る 。
[0081] 804 は HR0Mであ り 、 後述す る よ う に、 1 フ レ ー ム 内 の特定の水平走査位置に お け る 1 水平走査期間内の波 形情報 について、 互い に異な る波形情報を格納 し て お < 。
[0082] 806 は D/A 変換器で あ り 、 HROM804 か ら の出力デ一 タ を D/A 変換 し て、 水平お よ び垂直同期信号を発生す る 。
[0083] 以下に 、 第 8 図 に示す実施例 に つ い て 、 そ の動作 を 説明す る。
[0084] 805 は VR0Mで あ り 、 第 9 図 に つ き 後述す る よ う に 、 V カ ウ ン タ 803 に よ り カ ウ ン ト さ れ た 1 フ レ ーム 内の 水平走査線番号 に 対応 し て 1 水平走査期間内の波形を 切換え る ための情報を格納 し て お き 、 そ の情報 に基づ いて、 水平走査位置 に 応 じ て 、 第 9 図 に示す よ う に 、 HROM 804 の波形情報を切換 え る 。
[0085] 本.実施例で ほ、 上述 し た よ う に水平走査線数が 1125 本の場合 につい て 、 2 : 1 イ ン タ ー レース走査方式 に 用 い る 同期信号の発生装置を詳細 に説明す る こ と と す る 。 - 発振器 801 か ら は 4.05 M H z の ク ロ ッ ク 信号が出力 さ れ る 。 H カ ウ ン タ 802 で は、 1 水平走査期間分の ク ロ ッ ク信号をカ ウ ン ト す る 。
[0086] 水平走査周波数 f h は 33.75KHZで あ り 、 従 っ て 、 1 水平走査期間 に 相当 す る ク 口 ッ ク パ ル ス の 数 は 4.05 MHz を 33.75 K H zで害 (J つ た 120 個 と な る 。
[0087] H カ ウ ン タ 802 は、 上述の 120 個の ク ロ ッ ク ノぺ ルス 毎 に 1 つのパ ル ス を発生す る よ う に分周 し て、 1 水平 走査期間毎に 出力パ ル ス を発生す る 。
[0088] V カ ウ ン タ 803 は 、 H カ ウ ン タ 802 か ら の 出力 パ ル ス を カ ウ ン ト し 、 1125個の出力パ ル ス毎 に 1 つ の 出力 パ ル ス を発生す る よ う に 分周す る 。 H カ ウ ン タ 802 は 1 水平走査期'間 ( 1 H) を 力 ゥ ン ト す る と リ セ ッ 卜 さ れ て初期状態 に戻 る 。 V カ ウ ン タ 803 は 1 フ レ ー ム期間を カ ウ ン ト す る と 、 リ セ ッ ト さ れて 初期状態 に 戻 る 。
[0089] HR0 804 は H カ ク ン タ 802 か ら の 出力パ ル ス を入力 し 、 VR0M805 に よ り 指定 さ れ た走査線位置 に つ い て あ ら か じ め定め ら れ て い る 1 Hの期間内 に お け る 走査波形 に対応 し た デ ジ タ ルデー タ を出力す る 。
[0090] HR0M 804 か ら の 出力データ は、 上位ビ ッ 卜 と 下位ビ ッ 卜 の 2 ビ ッ 卜 デ ー タ か ら 成 り 、 そ れ に よ り 、 正 極性お よ び負極性パ ル ス の 3 値、 " - 1 " , " 0 " , " + 1 " を た と え ば次の よ う な対応で表わ す。
[0091]
[0092] こ の よ う な 2 ビ ッ ト の 組 合 せ に よ る H R0 M出 力 は D/A 変換器 806 に送 ら れ、 こ こ で D/A 変換さ れて、 " — 1 " , " 0 " , " + 1 " で形成さ れ る 3 値の ア ナ ロ グ 信 号 の 形 態 の 波形 を も つ 同 期信 号 が 出 力 さ れ n^
[0093] PCT/JP86/00587
[0094] 16
[0095] る 。
[0096] こ こ で 、 VR0M805 は、 HR0M804 の メ モ リ 容量を小 さ く す る た め に用 レヽ ら れる 。 す な わ ち 、 1 フ レ ーム のす ベて に わ た つ て、 どの水平走査期間も 同一形状の信号 波形か ら 成 り 立 つ て い る場合 に は に格納 し て お く 信号波形は' 1 種類で よ いか ら 、 H R 0 M 804 ほ簡单 な 構成で す む が、 実際 に は、 2 : 1 イ ン タ 一 レ ー ス さ せ る 垂直同期信号をつ く る た め に 、 フ レ ー ム 内での特定 の水平走査線 に お け る 1 H内の波形が異 な る 。
[0097] 従 っ て 、 こ の た め に V カ ウ ン タ 803 に よ り 、 フ レ ー ム 内の水平走査線昏号を 力 ゥ ン 卜 し て 1H内の同期信号 波形を識別 す る よ う にす る 。 す な わ ち 、 水平走査線番 号 に対応 し て 1H内の波形を切換 え る た め の情報を VR0M 805 に格納 し て お く 。
[0098] 本実施例 に お い て は、 例 え ば、 水平走査線番号 に対 応 し て 、 第 9 図 (A) , (B) , (C) , (D) お よ び (E) に示す よ う な 5 種類の同期信号波形を 用意 し て お く 。
[0099] こ こ で 、 水平走査線の番号 に よ り 、 5 種類の波形を 適宜切換 え る た め に 、 V R 0 M 805 か ら 3 ビ ッ ト の出力を 甩い る 。
[0100] な お、 H R 0 M 804 か ら の 2 ビ ヅ ト 出力データ は、 上の 表 に 示 し た以外 に も 、 こ れ を D/A 変換す る D/A 変換器 の特性 に応 じ て種々 の形を と る こ と がで き る 。
[0101] つ ぎ に 、 上述 し た実施例 に お け る テ レ ビ ジ ョ ン 同期 信号を伝送路を介 し て受信 し た場合 に、 同期分離を行 IT
[0102] う 回路構成 に つい て説明す る 。
[0103] 第 10図は本発明 に よ り 形成 し 同期信号を分離す る 回 路のー実施例の構成を示す プ ロ ッ ク 図 で あ る 。
[0104] 第 10図 に おい て、 101 は入力端子で あ り 、 ベ デス タ ル レ ベル を基準 レ ベ ル 、 す な わ ち 3 値 し き い値 と し た 3 値同期信号を用い た テ レ ビ ジ ョ ン 信号 ( A ) が入力 さ れ る 。 102 は 2 値分離回路で あ り 、 同期信号の負 パ ル ス か ら 2 値の水平同期信号パ ル ス を つ く り 出す。
[0105] 103 はべデス タ ル ク ラ ン プ回路で あ り 、 2 値分離回 路 102 か ら 得た ク ラ ン プパ ル ス ( C ) に よ り 抜 き 出 さ れ る 基準 レ ベ ル (ベ-デス タ ル ) で入力端子 101 か ら 入力 さ れ た テ レ ビ ジ ョ ン 信号 の ベ デ ス タ ル ク ラ ン プ を 行 う 。 104 は コ ン パ レ ータ で あ り 、 ク ラ ン プ回路 103 で ベ デス タ ル ク ラ ン プ さ れ た テ レ ビ ジ ョ ン信号 を基準 レ ベ ル と 比較 し て コ ン ク レ ー タ 出 力 (D) を と り 出 す 。
[0106] 105 は ゲー ト 回路で あ り 、 コ ン パ レ ー タ 出力 (D) を ゲ — ト パ ル ス (B) の タ イ ミ ン グ で 抽 出 し て タ イ ミ ン グ パ ル ス ( E ) を得る 。 106 は論理回路で あ り 、 ゲー ト 回路 105 か ら の精密位相パ ル ス を基準 に し た水平お よ び垂 直同期パ ル ス をつ く り 出す。 107 は 出力端子 で あ る 。
[0107] さ ら に 、 第 11図 (A) , (B) , (G) , (D) お よ び (E) を参照 し て 、 第 1 Q図 に 示 す 同 期 分 離 回 路 の 動 作 を 説 明 す る 。
[0108] 入力端子 101 か ら は、 3 値同期信号が付加 さ れ た テ レ ビ ジ ョ ン 信号 (A) が入力 さ れ る 。 2 値分離回路 102 .
[0109] PCT/JP86/00587
[0110] 18
[0111] で は、 ま ず、 2 値回路 し き い値に よ り 負極性パ ル ス の み を検出 し て 、 第 11図 (A) に示す よ う に 、 水平同期信 号の負極性パ ルス を抜 き 出す。 こ れか ら 、 第 11図 (B) お よ び (C) に 示す よ う に 、 ゲー ト パ ルス (B) お よ びク ラ ン プパ ルス (G) を発生 さ せ る 。
[0112] こ の 2 値分離回路 102 は 、 従来の テ レ ビ ジ ョ ン標準 方式で実用 に供さ れ て い る 回路で容易 に 構成で き 、 ま た 、 そ れ に よ り 得 ら れ る 精度 で十分 目 的 が達成 ざ れ る 。
[0113] 2 値分離回路 102 で発生された ク ラ ン ブパ ル ス ( C ) は、 ペデス タ ル ク ラ ン プ回路 103 に加え ら れ、 そ の基 準 レ ベ ル で 、 入力端子 101 か ら入力 さ れ る テ レ ビ ジ ョ ン信号 (A) をべ デス タ ル ク ラ ン プす る 。 さ ら に コ ン パ レ 一 タ 1G4 に よ り 、 2 値論理信号 に整形 さ れ る 。
[0114] コ ン パ レ ー タ 104 に お レヽ て ほ 、 そ の比較基準 レ ベ ル と し てべデス タ ル レ ベ ルが用 い ら れ、 ペ デス タ ルク ラ ン ブ さ れ た テ レ ビ ジ ョ ン信号中の水平同期信号をべデ ス タ ル レ ベル と 比較す る 。 コ ン クく レ 一 タ 104 の 出力信 号 (D) の波形を第 11図 (D) に 示す。
[0115] コ ン パ レ ータ 104 の 出力信号 (D ) と 、 2 値分離回路 102 か ら のゲ一 ト パ ルス ( B ) と か ら 、 ゲ一 卜 回路 105 で は、 3 値同期信号がべ デス タ ル レ ベ ル を横切 る タ イ ミ ン グの パ ル ス 出力 ( E ) を抽出す る こ と が で き る 。
[0116] こ の タ イ ミ ン グ の パ ル ス 出力 ( E ) を精密位相パ ル ス と 称す る こ と と す る 。 第 11図 ( E ) は こ の パ ル ス の波形 ―
[0117] PCT/JP86/00587
[0118] 19
[0119] お よ び タ イ ミ ン グ位置を示 し て お り 、 こ の タ イ ミ ン グ 位置ほ 、 伝送路 に よ る影響を受 け に く い基準点 と し て 設定す る こ と がで き る も の で あ る 。
[0120] こ の 精 密位相 パ ル ス を 用 い て 、 論理回路 106 に よ り 、 所望の水平お よ び垂直同期信号お よ び駆動信号等 を つ く り 出す こ と がで き る 。
[0121] 論理回路 106 は従来の テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号を再生 す る の に 実用 に供さ れて い る 2 値論理回路を組合わ せ て容易 に構成す る こ と がで き る 。
[0122] 第 12図 は本発明 に よ り 形成 し た 同期信号を分離す る 回路構成の他の実施例を示す プ ロ ッ ク 図で あ る 。
[0123] 第 12図 に お い て、 第 1 Q図 と 同様の個所 に は同一符号 を付 し て そ の説明 は省略す る 。 第 12図 に おい て、 108 は サ ン ブ ル ホ ー ル ド 回路、 109 は 低域通過 フ ィ ル タ (LP F) 、 110 は垂直同期分離回路、 111は サ ン プ リ ン グ 回路で あ る 。
[0124] 第 13図 (A) お よ び (B) ほ、 第 12図 に 示 し た実施例の 動作 を説明 す る波形図で あ る 。
[0125] 第 10図の回路 に つい て上述 し た よ う に 、 同期分離回 路の性能 は 、 ベデス タ ルク ラ ン プ の精度 に左右 さ れ る こ と が 明 ら か で あ る 。 従 っ て 、 ベ デ ス タ ル ク ラ ン プ を 行 う の に フ イ ー ド ノ ッ ク ク ラ ン プ回路を使用 す る こ と が望 ま し レヽ 。
[0126] 伝送路の特性が劣化 し て い る 場合 に は、 例 え ば、 第 13図 (A) に示す よ う に 、 も と の 同期信号 I が波形歪を 0587
[0127] 20
[0128] 受けて波形 II の よ う に再生さ れる と い う 不都合が生ず る。
[0129] こ の よ う な場合 に は、 ク ラ ン プ回路 103 に よ り ク ラ ン ブバ ルス ( C ) で ク ラ ン プを行 っ て も 、 波形歪があ る ため に 、 正確 に ペ デス タ ル レ ベル を再生す る こ と がで き ず、 第 13図 (A) に示す よ う に 、 3 値同期信号の立上 り が し き レヽ値 レ ベ ルを横切る タ イ ミ ン グ III を検出す る こ と に な り 、 し た が っ て 、 誤っ た精密位相パ ルス をつ く り 出す こ と に な る 。
[0130] こ の よ う な不都合 を避け る ため に 、 第 12図 に示す回 路で は、 垂直同期分離回路 11 Q と 、 サ ン プ リ ン グ回路
[0131] 111 と に よ り 、 垂直 ブ ラ ン キ ン グ期間 の 1 Hを抜 き 出 し、 さ ら に 、 第 13図 (B) に示す よ う に 、 そ の 1H内で同 期パルス の波形歪の影響がな く な る 部分の タ イ ミ ン グ 位置に お レヽ て サ ン プ リ ン グパ ルス ( G ) が生起す る よ う に す る
[0132] - ―、、
[0133] ベ ァ ス タ ル ク ラ ン プ回路 103 で は 、 こ の サ ン ブ リ ン グパルス (G) に よ り 抜き 出さ れた基準 レ ベ ル で入力端 子 101 か ら 入力 さ れ たテ レ ビ ジ さ ン 信号 (A) の .ベデス タ ルク ラ ン プ を 亍 ぅ 。
[0134] サ ン ブル ホ ール ド 回路 108 で は 、 上述の サ ン ブ リ ン グ Λ ルス (G) に よ り ク ラ ン プ回路 103 でク ラ ン プ さ れ たテ レ ビ ジ ョ ン信号の う ち 、 垂直 ブ ラ キ ン グ期間の 1 Η の部分を サ ン ブ リ ン グ し て得 たベ デス タ ル レ ベルの値 をホール ド す る 。 ,
[0135] PCT/JP86/00587
[0136] 21
[0137] こ の よ う に サ ン ブ ル ホー ル ド さ れ たベ デス タ ル レ べ ルの 出力 を低減通過 フ ィ ル タ 1 0 9 に通 し て得 た基準 レ ベ ル信号 (Η ) を コ ン パ レ ー タ 1 0 4 に供給す る 。 コ ン ク レ ー タ 1 0 4 で ほ 、 第 1 0図の実施例 と 同様 に 、 ク ラ ン プ 回路 1 0 3 か ら の ク ラ ン ブ さ れ た テ レ ビ ジ ョ ン 信号を基 準 レ ベ ル信号 (Η ) と 比較 し て 、 第 1 1図 (D ) の よ う な コ ン パ レ 一 タ 出 力 (D ) を 得 る 。 こ の コ ン ク レ ー タ 出 力 ( D ) の う ち の、 ゲ一 卜 パ ルス ( Β ) の タ イ ミ ン グの部分 を抽出 し て 、 精密位相パ ルス (Ε ) を得る 。
[0138] 通常、 同期信号の波形歪の影響が 1 Η程度の期間続 く よ う な場合 は、 映像信号そ の も のの波形歪が劣化 し て お り 、' 歪の値が許容値を超 え る も の と 考 え ら れ る 。
[0139] し た が っ て 、 同期信号分離を正 し く 行 う 必要が.あ る の は、 こ の同期信号の波形歪の影響が短い期間で終わ る よ う な場合 に 限 ら れ る も の で あ る 。 こ の よ う に 短い 期 間 の 波 形 歪 を 受 け る よ う な 伝 送 路 の 場 合 で あ れ ば、 第 1 2図 に示す実施例の構成 に よ る サ ン ブル ホ ール ド 回路 1 0 8 を 用 い て 、 正確 なペ デス タ ル レ ベ ル を検出 す る こ と がで き る 。
[0140] し た が っ て、 こ のベ デス タ ル レ ベ ルを基準 に し て コ ン ノペ レ 一 タ 1 0 4 に よ り 、 上述 し た精密位相タ イ ミ ン グ を抽出す る こ と が で き る 。 T/JP86/00587
[0141] 22
[0142] 産業上の利用可能性 以上か ら 明 ら か な よ う に 、 本発明 に よ れ ば、 伝送さ れて く る テ レ ビ ジ ョ ン信号か ら再生さ れ る テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号の再生位相精度が向上 し、 伝送路 な ど に よ る 水平同期信号の波形の線形歪の影響を除去す る こ と がで き る 。
[0143] さ ら に 、 垂直同期信号を分離す る た め に 、 積分分離 回路を使用 し て も 、 第 1 フ ィ ール ド と 第 2 フ ィ ール ド と の間で垂直同期信号の位相の差異が な く な る 。 さ ら に 、 再生位相 に多少の誤差があ っ て も よ い場合、 例え ば C R T モニタ 一等で は、 従来通 り の同期分離回路を使 用 で き る 。 こ の場合の垂直同期再生位相誤差 は従来 と 同一で あ る 。
[0144] さ ら に ま た 、 本発明 に よ る テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号は 再生位相が正確で あ る た め、 テ レ ビ ジ ョ ン 信号を時間 軸圧縮 し て多重す る伝送方式 (T C I方式 ) の 同期信号な ど に 用い て好適で そ の効果は大 き い。
[0145] さ ら に ま た、 コ ン ポ一 ネ ン ト 信号を別個 に並列伝送 す る場合、 各伝送路間の伝送遅延時間を合わせ る た め の位相管理信号 と し て使用す る こ と も で き る 。
权利要求:
Claims
23
請求の範囲 ) 1 水平走査期間を周期 と す る 水平同期信号を形成 す る 手段 と 、
1 フ ィ ー ル ド 期間を周期 と す る 垂直同期信号を形 成す る 手段 と 、
前記水平同期信号 と 前記垂直同期信号 と の配列 か ら テ レ ビ ジ ョ ン同期信号を構成す る手段 と 、
前記水平同期信号に お け る 位相基準点を基準 レ べ ル に一致 し た点 に設定す る手段 と
を具 え た こ と を特徴 と す る テ レ ビ ジ ョ シ 同期方式。) 前記水平同期信号形成手段 は、 前記位相基準点の 前後の波形の振幅が、 絶対値は等 し く 互い に逆極性 で あ る 水平同期信号を形成す る こ と を特徴 と す る 請 求の範囲第 1 項に記載の テ レ ビ ジ ョ ン 同期方式。) 前記水平同期信号形成手段は、 前記位相基準点の 前後の波形が前記位相基準点 に 対 し て点対称で あ る 水平同期信号を形成す る こ と を特徴 と す る請求 の範 囲第 2 項 に記載の テ レ ビ ジ ョ ン 同期方式。
) 前記水平同期信号形成手段 は、 互い に接近 し て配 置 さ れ、 同一パ ルス振幅お よ び同一パ ル ス幅を も つ 負極性パ ル ス お よ び正極性パ ル ス を含む水平同期信 号を形成す る こ と を特徴 と す る 請求の範囲第 3 項 に 記載の テ レ ビ ジ ョ ン 同期方式。
) 前記水平同期信号形成手段 は 、 フ ロ ン ト ポ ー チ 24
と 、 前記負極性パ ル ス と 、 前記正極性パ ル ス と 、 バ ッ ク ポーチ と を含む両極性信号であ る水平同期信号 を形成す る こ と を特徴 と する請求の範囲第 4 項 に記 載のテ レ ビジ ョ ン 同期方式。
6) 前記垂直同期信号形成手段は、 前記両極性信号の 後に、 幅広の負極性パ ル スを含む垂直同期信号を形 成する こ と を特徴 と す る請求の範囲第 1 項に記載の テ レ ビ ジ ョ ン同期方式。
7) 前記垂直同期信号形成手段は、 前記正極性パ ル ス と 、 前記バ ッ ク ポーチ と 、 前記幅広の負極性パ ル ス と 、 前記フ ロ ン ト ポーチ と 、 前記負極性パ ル ス と を 含む垂直同期信号を形成する こ と を'特徴 と す る請求 の範囲第 6 項に記載のテ レ ビジ ョ ン同期方式。
8) 前記正お よ び負極性パ ル ス の パ ル ス振幅を 300 土 6 mV, ノ ル ス幅を 0.59 ± 0.03 sec と し た こ と を特 徴 と す る請求の範囲第 4 項ま た は第 5 項に記載のテ レ ビジ ョ ン同期方式。
9) 前記幅広の 負極性パ ル ス の幅を 11 .86 ± 0.05 sec と し た こ と を特徴 と する請求の範囲第 6 項ま た は第 7 項に記載の テ レ ビジ ョ ン同期方式。
10) 1 水平走査期間を周期 と する水平同期信号を形成 す る手段 と 、
1 フ ィ ー ル ド期間を周期 と する垂直同期信号を形 成する手段 と 、
前記水平同期信号 と 前記垂直同期信号 と の配列か 25
ら テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号を構成す る 手段 と 、
位相基準点 の前後で負極性パ ル ス お よ び正極性パ ル ス を も つ両極性信号に よ り 前記水平同期信号を形 成す る手段 と 、
負極性パ ル ス に 引続 く ^ -水平走査期間内 に 正極性 パ ル ス , ノ ッ ク ポ ー チ , 幅広 の 負極性 パ ル ス 、 フ ロ ン ト ポーチ お よ び負極性パ ル ス を含 む複合信号を配 置 し て前記垂直同期信号を前記複合信号 に よ り 形成 す る手段 と
を 具 え た こ と を 特 徴 と す る テ レ ビ ジ ョ ン 同 期 方 式。
) ク ロ ッ ク 信号を発生す る発生手段 と 、 '
前記発 生手 段 か ら の ク ロ ッ ク 信 号 を カ ウ ン 卜 し て、 1 水平走査期間毎 に 第 1 カ ウ ン ト 出力 を発生す る第 1 の カ ウ ン ト 手段 と 、
前記第 1 の カ ウ ン ト 手段か ら の前記第 1 カ ウ ン ト 出力 に対応す る 水平走査期間の番号 を 力 ゥ ン 卜 す る 第 2 の カ ウ ン 卜 手段 と 、
1 水平走査期間内 に お け る水平同期信号の波形 に 対応 し た水平同期信号情報を あ ら か じ め記憶 し て お く 記憶手段 と 、
前記第 2 の 力 ゥ ン 卜 手段か ら得 ら れ る 水平走査期 間の番号 に 対応 し た水平同期信号情報 を前記記憶手 段か ら 出力す る 出力手段 と 、 26
前記出力手段か ら の出力 を D / A 変換 して テ レ ビジ ョ ン 水平 お よ び垂直同期信号を発生す る 変換手段 と
を具え た こ と を特徴 と す る請求の範囲第 1 0項に記載 の テ レ ビ ジ ョ ン同期方式。
) テ レ ビ ジ ョ ン信号を受信す る手段 と 、
その受信 し たテ レ ビジ ョ ン信号に含ま れる 同期信 号の う ち の前記負極性パ ル ス を検出 し、 当該負極性 パ ル スか ら前記正極性パ ル ス に転換する前記位相基 準点の位置を抽出す る ためのゲー ト パ ル ス を発生す る ゲー ト パ ル ス発生手段 と 、
前記受信 し たテ レ ビ ジ ョ ン信号を前記同期信号の 基準 レ ベ ル に ク ラ ン プ す る ク ラ ン プ手段 と 、
前記ク ラ ン プ手段か ら < 基準 レ ベ ル と前記同期信 号の基準 レベルと を比較す る比較手段 と 、
前記ゲ一 ト パ ル ス 発生手段か ら の ゲー 卜 パ ル ス と 、 前記比較手段か ら の比較出力 と か ら前記位相基 準点の位置を検出する ゲー ト 手段 と
その検出された前記位相基準点の位置に基づい て テ レ ビジ ョ ン同期信号を再生す る手段と
を具え た こ と を特徴 と す る請求の範囲第 I 0項に記載 の テ レ ビ ジ ョ ン同期方式。
) 前記テ レ ビ ジ ョ ン同期信号の基準 レ ベ ル は 、 垂直 同期ブ ラ ン キ ン グ期間内の 1 水平走査期間に お い て 生起する サ ン プ リ ン グ パ ル ス に よ っ て 、 前記ク ラ ン 21
ブ手段か ら 取 り 出 さ れ た テ レ ビ ジ ョ ン 信号 をサ ン ブ リ ン グ し て 得 た レ ベ ルで あ る こ と を特徴 と す る 請求 の範囲第 1 2項 に記載の テ レ ビ ジ ョ ン 同期方式。
) 1 水平走査期間を周期 と す る 水平同期信号 と 、
1 フ ィ ー ル ド 期間を周期 と す る 垂直同期信号 と の 配列 か ら テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号を構成す る テ レ ビ ジ ョ ン 同期方式 に ぉ レヽ て、
前記水平同期信号 に お け る 位相基準点 を基準 レ べ ル に 一致 し た点 に設定す る こ と を特徴 と す る テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号発生方法。
) 前記水平同期信号は、 前記位相基準点の前後の波 形の振幅が、 絶対値 ほ等 し く 互い に 逆極性で あ る こ と を特徴 と す る 請求の範囲第 1 4項 に 記載の テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号発生方法。
) 前記水平同期信号 は、 前記位相基準点の前後の波 形が前記位相基準点 に対 し て 点対称で あ る こ と を特 徴 と す る請求の範囲第 1 5項 に 記載の テ レ ビ ジ ョ ン 同 期信号発生方法。
) 前記水平同期信号は、 互い に 接近 し て配置さ れ、 同一パ ルス振幅お よ び同一パ ルス幅を も つ負極性パ ルス お よ び正極性パ ルス を含む こ と を特徴 と す る諝 求の範囲第 1 6項 に記載の テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号発生 方法。
) 前記水平同期信号は、 フ ロ ン ト ポー チ と 、 前記負 極性パ ルス と 、 前記正極性パ ル ス と 、 バ ッ ク ポーチ と を含む両極性信号であ る こ と を特徴 と す る請求の 範囲第 17項 に 記載の テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号発生方 法。
19) 前記垂直同期信号は、 前記両極性信号の後に、 幅 広の負極性パ ル ス を含む こ と を特徴 と す る請求の範 囲第 18項 に 記載 の テ レ ビ ジ ョ ン 同期信号発生方 法。
20) 前記垂直同期信号は、 前記正極性パ ル ス と 、 前記 バ ッ ク ポーチ と 、 前記幅広の負極性パ ル ス と 、 前記 フ ロ ン ト ポーチ と 、 前記負極性パ ル ス と を含む波形 の複合信号で あ る こ と を特徴 と す る請求の 囲第 19 項に記載'の テ レ ビ ジ ョ ン同期信号発生方法。
21) 前記正お よ び負極性パ ル ス の パ ル ス振幅を 3 ϋ 0 土 .
6 mV , ノ ルス幅を 0.59 ± 0.03 U s e c と す る こ と を特 徴 と す る請求の範囲第 18項に記載のテ レ ビジ ョ ン同 期信号発生方法。
22) 前記幅広の 負極性パ ル ス の幅を 11 .86 ± Q . 05
sec と す る こ と を特徴 と す る請求の範囲第 20項に記 載の テ レ ビ ジ ョ ン同期信号発生方法。
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